第239号「情意評価」
-◇-「情意評価」【じょう-い-ひょうか】
被考課者について、仕事に対する意欲(やる気)や態度(仕事に対する姿勢)の
視点から評価を行うこと。
「情意考課」ともいう。
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■ 「情意」とは?
この「情意評価」という言葉は、「能力評価」「業績評価」と並んで、人事評価についての話題の中によく登場してきます。
「情意」とは、”思い、気持ち”を意味します。したがって、「情意評価」とは、この「(仕事に対する)思いや気持ち」を評価することであると言えます。
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■ 具体的な「情意評価項目」は?
「情意評価」を行う際によく用いられる評価項目には、つぎのようなものがあります。
・規律性 :会社の決まりや上司からの指示を守れたか
・責任性 :与えられた仕事を最後までやり遂げたか
・協調性 :組織全体の業績向上にむけて、周囲と協力して業務を進められたか
・積極性 :与えられた仕事の範囲を超えて、工夫や提案、自己啓発を行ったか
情意を評価する場合、その思いや気持ちを「持っているか」ではなく、それを「行動に移していたか」に視点を定めることが大切です。
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