第216号「評価対象期間」
-◇-「評価対象期間」【ひょうか-たいしょう-き-かん】
人事考課の対象となる一定の期間のこと。
当該期間の行動や業績などが、その期における人事考課に反映される。
「対象期間」「評価期間」などともいう。
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■ 「評価対象期間」はどのように決まる?
「評価対象期間」の設定方法は、人事考課の結果を”何に反映させるか”によって決まります。
人事考課の結果を「昇給」に反映させる場合は、事業年度に応じて『1年』と設定したり、「賞与」に反映させる場合は、支払時期に応じて『6ヵ月』とすることも考えられます。
対象期間を設定するポイントは、人事考課の結果を「何に反映させるか」を明確にしておくことです。
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■ 「評価対象期間」の設定例
「評価対象期間」の設定において最も一般的なのは、「賞与」と「昇給」に反映させることを目的に、評価対象期間を『6ヵ月』とし、それらの結果を、一定の基準のもとに昇給に結び付けるというものです。
昇給に反映させる基準として、半期ごとの総合評価を平均するというルールを設けている企業もあれば、能力の伸長を適切に加味する意味合いから、直近の結果に重きを置いて昇給を決定する企業もあります。
また、従業員のモチベーション向上を目的に、『3ヵ月』としている企業もあるようです。
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