第83号「クレドが『考えて動く』社員を育てる」
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■ 人事おすすめ本紹介⑨「クレドが『考えて動く』社員を育てる」
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■ 理念があれど浸透せず、でお悩みの経営・人事担当者のみなさん
優良永続企業が経営の根幹におく「最強のマネジメント」の正体とは・・
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-◇-吉田誠一郎著 日本クレド(株)代表取締役
「クレドが『考えて動く』社員を育てる」
日本実業出版 2008年 1,500円
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■ 本書の概要
ザ・リッツ・カールトン、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの取り組みで知られて
いるマネジメントツールの「クレド」
本書は、そのクレドの導入の仕方、浸透のさせ方をあらゆる業湯・規模に対応
できるように解説された画期的な本。
なぜ、クレドが必要とされているのか、クレドと社是・社訓がどう違うのか、実施
に導入する際の手順、浸透させるためのポイントなどを多くの事例とともに実践
的にまとめられています。 ■
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■ おすすめポイント
まず、この著者が、日本で唯一のクレド専門コンサルティング会社の社長
さんであるということが特筆すべき点だと思います。
まだ4年目ですが、クレド作成に徹していらっしゃるだけあって、たくさんの
事例・体験・失敗談(?)をお持ちです。
クレドはどんなにすばらしいかを語っている本はたくさんあれど、
いざ自社で作っていこうという時、この本は役に立つのではないでしょうか?
クレドは経営理念を浸透させるひとつの解決法になることは間違いないで
しょう。しかし、ここではそれをゴールとしていません。では何が?
社員に浸透させることがクレドのゴールでないなら何がゴール??
ここでは、クレドは「ステークホルダーと呼ばれる立場の方々にも長期的
に浸透させ、一緒になって実践していき、一緒になって成長していくこと」
をゴールにしています。ステークホルダー、平たく言えば、「社員の仕事
に影響を与える人」。自社だけでなく、所属している業界、地域、そして
日本や世界全体がよくなっていくことをゴールとしている。偉大なミッショ
ンですね。
各社のクレドとエピソード。そしてクレド文章化への8つのステップ、
さらには、どう浸透させ、どう活用するかが章立てで書かれています。
人事制度にもつながる1冊です。
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