人事制度の道具箱

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第58号「学習する組織」

====|人事制度の道具箱 Vol.58|===========================================
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■  人事おすすめ本紹介③「学習する組織」
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■ こんにちは。明日、メルマガ担当が不在のため、木曜日に配信します。
  今回は、人事制度の背景にある「想い」を解説した本をご紹介します。  ■
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-◇-高間邦男 著「学習する組織 現場に変化のタネをまく」
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■ 本書の概要
 「目標記述書」が素晴らしくよく書けている組織はなぜ業績がよいのか。
 この問題意識から、人事制度の背景にある「フィロソフィ(哲学・思想)」の重
要性、社員を主体的な行動に導く策定・運用の仕方を説明しています。
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■ おすすめポイント
 この本では、最初に、よく書けた「目標記述書(=目標設定シート)」の条件と
して、トップのビジョンから部門目標、個々の社員の目標までが「一気通貫」し
ていなければらないことが強調されています。

 この「通貫性(ビジョンと戦略、目標から処遇までに組織全体で一貫性を持って
いること)」のある組織の人事制度は、評価者がトップの考え方(「フィロソフィ」
)を理解したうえで評価を行うため、細かなルール作りに腐心することなく円滑に
運用できると述べられています。

 また、この「通貫性」を持った組織の強みは、変化に対して柔軟に対応できる
ことであり、それが業績のよさを支えているとも言えます。

 組織に「通貫性」を持たせるポイントは、組織のビジョンと全社員の価値観と
の間にどのようなつながりを作るかにかかっています。

 ビジョンに対する自分の考え方、それに関する体験談(物語)を語り合うことで、
全社員の参画意識が高まり、処遇の改善では実現しきれない「内発的動機付け」
が行われます。その結果、社員自らが主体的に考え、行動する「学習する組織」
が誕生すると述べられています。

 「学習する組織」を実現させるには、勤続年数や役職を超えて、個々の社員が
「言いたいことを自由に言える場」を作り、主体性を高めていく「仕掛け」が必
要であり、そのカギが「コミュニケーションの場づくり」だと強調されています。

 また、社員の参画意識を人事評価の納得性につなげるためには、業績数字(=
結果)だけでなく、プロセスを評価することも不可欠だとも述べられています。
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by e-team7 | 2008-04-24 18:00 | 書籍

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