人事制度の道具箱

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第18号「『課長』の作法」

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            ◆人事制度の道具箱◆
  第18号 2007.6.22
      ~有限会社e-team http://www.e-team.jp/ ~
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 こんにちは。最近、考課者研修の中で、演習用のビデオを活用しています。
 参加している管理職の方からは、主人公である2名の一般社員よりも、
 むしろ、脇役である課長さんの行動に、多くの「ツッコミ」が入ります。
 
 今回は、その課長さんにスポットを当てた珍しい(?)本をご紹介します。
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■ 人事制度の知識をチャージ「おすすめ書籍紹介」第5回
 ☆ 山田敏世 「『課長』の作法」  NHK生活人新書 640円
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         ■□「課長」は木の幹であれ!□■

 この本では「コミュニケーション」と「マナー」の観点から、
組織の中の課長の在り方が「40の作法」として、わかりやすく紹介されています。

 例えば、

  作法3 反発的な部下にこそ、期待を言葉に込めて諭す。
  作法16 会議の際は課長が率先して部屋へ行き、開始時間を厳守する。
  作法28 課長自らが実践しないと、部下はついてこない。部下は上司の
     鏡と心得る。
  作法40 課長とは上と下との板ばさみではなく、上下に情報を流す
     「パイプ役」。パイプがうまく機能することで会社全体の空気の
     流れもよくなり会社が変わると考える。

などの「作法」が、職場のマナー講座を中心とした活動を行っている著者の
経験をもとに解説されています。

 というからには、これらの「作法」の実践には、課長がまず部下の手本となる
「ビジネスマナー」を身につけていることが大前提となっています。

 課長にとって最も大切なことは「部下からも上司からも信頼されること」であり、
そのためには、
  
  開放性:自分の持っているビジネス情報を部下に開放する姿勢
  包容性:部下の話をよく聞き、トラブル解決に向けて行動する姿勢
  正確性:主語や目的語、時間的な期限をはっきりさせた指示をする姿勢
  一貫性:気分や相手によって、原理原則を変えない姿勢

が必要であることが強調されています。

 また、課長の重要な仕事である部下への指導については、「まずは言い分を
聞く姿勢を示し」てから、「その場で必ず声に出して指導する」ことが基本で
あると述べられています。

 そして、会社を「一本の木」に例えると、「根=部下」「花・新芽=上層部」
であり、課長が、根から花、花から根への水の流れを止めないようにする「幹」
として機能することで「会社も変わる」と結ばれています。


 経営陣と部下との板ばさみで、悩み多き課長さんですが、まずは現場の良き
「聞き役」として経営陣の期待に応えることが求められているようです。

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by e-team7 | 2007-06-22 18:00 | 書籍

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