人事制度の道具箱

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-Q-毎年、3月に考課者研修を行っています。基本事項を中心に行っているのですが、
   運用も5年目に入り、参加者からは「マンネリ化」の声が聞かれます。新しく考課者
   になった人も、すでに複数回参加している人も、興味を持って参加できる研修に
   するには、どうすれば良いでしょうか。

-A-これまでの考課者研修の中で出てきた「質問」や「やりとり」をまとめて「Q&Aタイム」
   を設けてみてはいかがでしょうか。

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■ 説明しすぎると「マンネリ化」が起こる?

 考課者研修のテーマである「人事考課」。

 受講者にとって、この言葉の意味はとても分かりにくいものです。研修の内容を決める側も、この難しい「人事考課」という言葉の意味をなんとか理解してもらおうと、あの手この手で「説明(=座学)」に多くの時間を割いてしまいがちです。

 「人事考課」という言葉の意味を理解することは大切ですが、ここに注力しすぎると、受講者は「あ~、この話去年も聞いたなあ…」と、内容への集中力が下がってしまい、それが考課者研修の「マンネリ化」を招く原因となってしまいます。
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■ 回数を重ねたからこそできる「Q&A」
 
 考課者研修を複数回実施していると、「あまり顔を合わせない部下の評価は?」「C評価はどんな場合に付ける?」「部下との評価ギャップを埋める方法は?」など、毎回出てくる質問が必ずあります。

 そのような「毎回出てくる質問」について、受講者と人事担当者や上位評価者、時には受講者同志でやりとりしながら、「答え」を模索し、それを自社の人事考課のルールや考え方として共有する進め方(=「Q&Aタイム」)は、実際の考課の場ですぐに使える知識が身に付く点で有効です。

 事前に「よくある質問」を絞りきれない場合は、テキスト等に列挙して、受講者に選んでもらうという進め方も面白いと思います。

☆ 今回のQ&Aはいかがでしたか?
  「早速実践しよう!」と思った方、ぜひクリックをお願いいたします。
  (「こんなことが知りたい」という素朴な疑問も大歓迎です)。
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by e-team7 | 2013-02-18 20:33 | Q&A

第249号「5W3H」

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-◇-「5W3H」【ご-だぶる-さん-えいち】

  5W(What・Why・Who・When・Where)と3H(How・How meny・How much)で構成される、考えや文章を具体的にまとめるための切り口をいう。
  他にも「5W1H」、「6W2H」等がある。

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■ 5つの「W」、3つの「H」とは?

 「5W3H」を『目標設定』を例にまとめると、つぎのようになります。

  ・What (何を :目標と達成に向けて取り組みたいこと)
  ・Why  (なぜ :その目標を立てた目的)
  ・Who (誰が :自分だけで取り組むか、部署等で取り組むか)
  ・When (いつ :達成期日・達成までのスケジュール)
  ・Where (どこで:達成のために行動する場所)

  ・How (どのように :達成のための具体的な手段)
  ・How many (どれくらい  :達成すべき量・規模)
  ・How much (いくらで :達成に要する費用・予算等)

 また、必要に応じて、これらに「Whom(誰に)」を足して「6W3H」、後半のHを「How」に絞って「5W1H」とする考え方もあります。
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■ なぜ「5W3H」が必要か

 人事考課等で目標設定をした時、「仕事を頑張る」「怪我をしないよう心がける」など、部下が「気合い」や「心がけ」を目標にすることが多くあります。

 しかし、このような目標のままで評価を行ってしまうと、「どのレベルで達成か」という認識が人によってバラバラで、そこから導き出された評価結果に、上司も部下も戸惑うことになります。

 そこで、上のような「心がけ」の目標を「5W3H」に沿ってまとめなおすと、その内容が具体的にわかってきます。

  ・What 「作業中に怪我をしない」
  ・Why  「この半年間で2回怪我をしたのでそれを防ぐために」
  ・Who  「自分と、同じ機械を操作する仲間と一緒に」
  ・When 「半年後の7月31日までに」
  ・Where 「自分の持ち場と作業場全体で」

  ・How  「マニュアルを作って、毎回指差し確認をする」
  ・How many 「怪我をゼロにする」
  ・How much 「週1回終業後にマニュアル作成の会議を(会社に)させてもらう」

 「心がけ」の目標を、いきなり「5W3H」のすべてに当てはめるのは、とても骨の折れることです。もし、部下からこのような目標が出てきたら、上司は「What」「When」「How」「How many」を中心に考えを聞き出し、まとめる手助けをしてみてはいかがでしょうか。


☆ 今回の用語解説はいかがでしたか?
  「これは使えそうだ!」と思った方、ぜひクリックをお願いいたします。
   (「こんなことが知りたい」という素朴な疑問も大歓迎です)。
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by e-team7 | 2013-02-04 09:29 | 用語

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