人事制度の道具箱

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-◇-船戸孝重+徳山求大 著
   「折れない新人の育て方
       ~自分で動ける人材をつくる」
                  ダイヤモンド社 2009年 1,300円

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■ 本書の概要

 「新入社員がすぐ辞めてしまう」「多忙で新入社員を育成する人がいない」とお悩みの経営者や中堅社員に対して、新入社員との前向きな接し方が解説されています。新人育成が自社の仕事の流れを見直す良い機会となることが実感できる一冊です。
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■ おすすめポイント
 
 「最近の若いもんは・・・」新入社員の行動を前にして、経営者や上司が必ず口にするこの言葉を、前向きに「変換」したのがこの本です。

 これまで新入社員の育成を担ってきた中堅社員がますます多忙となる中、会社全体として新人を育てる”小さいけれど重要な取り組み”が事例と共に紹介されています。

 まず、新入社員が興味を持つ「働きかけ方」を、その育ってきた世相や価値観をもとにして理解することの重要性が述べられています。例えば、「成長したい」と仕事の指示を拒否する新入社員には、その仕事のどんな点が成長につながるかを先に伝える、など、新人の「感じ方」を前向きにすることが大切であることが強調されています。

 また、仕事を覚えてもらう過程においても、仕事の流れをすべて身につけてもらおうと指導するのでなく、自社が最も大切にしている仕事の場面を3つに絞り、組織をあげて「褒め」「叱る」ことが会社に対する貢献意識を醸成すると述べられています。


 新入社員を育てることに対して「大変だなあ」「難しいなあ」と感じた時に、前向きなヒントをくれる一冊です。


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by e-team7 | 2010-09-27 11:13 | 書籍
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Q:人事評価制度を導入して3年目になります。導入当初から考課者となってい
  る管理職の中に、相変わらず評価の甘い(どの部下にもSやAを多く付ける)
  人が見受けられます。そろそろ他の考課者を指導できる立場になって欲しい
  のですが、対策はありますか?

A:まず、評価が甘くなる原因を明確にして、客観的データ等も活用しながら、
  その原因に応じた対処を行うことが大切です。

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■評価が甘くなる原因は?

 評価が甘くなる代表的な原因には、次のようなものが挙げられます。

 (1)評価の基準をよく読まずに、自己流で判断している
 (2)管理職としての自分に自信がない
 (3)部下のことをよく見ていない、関心がない
 (4)評価基準(S~D)をよく読まずに、自分の経験に基づいて判断している
 (5)人事評価制度の趣旨や目的を理解できていない
 (6)忙しくて時間がないので、締切り前に慌てて「とりあえず付けて」いる


 これらの原因は、1つだけが該当する場合もあれば、いくつかの原因が絡まりあっている場合もよくあります。日々の様子や、考課者自身に対する上司の面接記録等を参考に、原因を明らかにしていきましょう。
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■対処法は?

 上記(1)~(6)に対処法を対応させると、つぎのようになります。

 (1)会議等で評価シートの読み合わせをする(部下とでも可)
 (2)考課者研修等で、他の考課者がどんな視点で付けているかを聞く
 (3)評価期間中の部下の行動を忘れないように記録する
 (4)部下の現在の仕事ぶりや経験をもとに、部下のレベルを明確にする
 (5)経営陣からあらためて趣旨や目的を(かみくだいて)説明する
 (6)年間予定表やシフト等に、あらかじめ人事評価に関係する予定を組み込む


 また、考課者の評価結果のデータが2~3年程度集まっていれば、その考課者の過去数回分の評価結果のデータを提示して、「SやAが多い」ことを客観的に認識してもらうことも効果的です。

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by e-team7 | 2010-09-21 09:32 | Q&A
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-◇- 社長スタイル2010
           (学校法人産業能率大学 2010年2月)

   ・調査対象:従業員数10人以上の企業経営者(経営トップ)
   ・調査時期:2009年11月20日~12月1日
   ・調査方法:インターネットによる調査
   ・有効回答:697人

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■回答者の属性

 (1)性別
   ・男性   650人(93.3%)  
   ・女性    47人( 6.7%)

 (2)年齢(上位3位)
   ・40代 276人(39.6%)
   ・50代   200人(28.7%)
   ・30代   126人(18.1%)

 (3)業種(上位3位)
   ・卸売・小売業  131人(18.9%)
   ・サービス業   129人(18.5%)
   ・製造業      96人(13.6%)

 (4)従業員規模
   ・10人以上30人未満    454人(65,1%)
   ・30人以上50人未満    108人(15.5%)
   ・50人以上100人未満    72人(10.3%)
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■社長が最も愛用しているのは・・・・・・

 (1)社長の車
               1位      2位      3位
  公用車       トヨタ(44.0%)  日産(12.6%)  三菱( 6.3%)
  自家用車      トヨタ(45.5%)  日産(14.8%)   ホンダ(10.8%)

 (2)社長のスーツ
              1位     2位    3位
  多く使用したのは 洋服の青山(19.7%) AOKI(10.1%) アルマーニ( 6.9%)
  多く使用した色は    紺(45.9%)  グレー(24.6%)   黒(23.7%)

 (3)社長のビジネスシューズ
              1位       2位       3位
  多く使用したのは リーガル(49.3%) マドラス( 5.7%) ホーキンス( 4.3%) 

 (4)社長の携帯
               1位     2位       3位
            ドコモ(52.7%)  au(24.5%)  ソフトバンク(22.6%)

 (5)社長の酒
      1位   2位   3位
  良く飲むお酒     焼酎(32.2%)  ビール(18.0%) 日本酒(16.3%)
  良く飲むビール  スーパードライ(35.7%) 一番絞り(10.4%) エビス( 9.1%)

(6)社長の外食
            1位        2位        3位
        マクドナルド(11.5%)  ガスト( 9.2%)   サイゼリア( 8.6%)

 (7)社長の居酒屋
            1位       2位        2位
          和民(22.5%)   養老の滝( 6.3%)  白木屋( 6.3%)


□ 従業員とあまり変わらない?

 この調査結果を見ると、ブランドより機能にこだわる経営者の姿が感じられると同時に、従業員の普段の姿との共通点が多いことにも気づかされます。この「身近」な感覚を社内の交流に活用できれば、コミュニケーションがさらに円滑化するかもしれませんね。


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by e-team7 | 2010-09-13 15:44 | 話題

第170号「考課者研修」

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-◇-「考課者研修」【こうか-しゃ-けんしゅう】

  部下の人事考課を行う従業員(考課者)が、人事考課に関する知識や技術を
習得するために行う研修。
  「考課者訓練」「評価者研修」ともいう。

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■ 「考課者研修」の目的は?

 考課者研修を行う主な目的は、つぎの3つに集約されます。

  (1)自社の人事考課(評価)制度の目的・仕組みを理解する
  (2)人事考課(評価)に対する理論を学ぶ
  (3)人事考課(評価)に関する「腕(視点・考課の技術等)」を磨く

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■ 「考課者研修」の内容は?
 
 一般的に行われる考課者研修(半日コース)のプログラムは、つぎの通りです。
 実施回数が多くなるにつれ、(4)のウエイトが高まります。
 
  (1)社長あいさつ(人事考課の基礎となる経営理念・方針の説明)
  (2)人事考課制度(運用マニュアル等)の説明
  (3)人事「考課」の理論(考課の意義、流れ、留意点等)
  (4)自社の考課表もしくはビデオ等を使った考課演習
  (5)まとめ



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by e-team7 | 2010-09-07 10:56 | 用語

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