人事制度の道具箱

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-◇-池上 彰  著
  「『話す』『書く』『聞く』能力が仕事を変える! 伝える力」
                   (PHPビジネス新書 2007年 800円)

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■ 本書の概要

 コミュニケーションが上手く取れない、とお悩みのビジネスパーソンに向けて、今日からでもできる「伝える側」の工夫が70個収められています。
 言葉よりも文書でのコミュニケーションが多い方に特におすすめの一冊です。
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■ おすすめポイント
 
 この本では、「伝える力」を高めるヒントが、「話す」「聞く」と、「書く」に分けてまとめられています。

 「話す」「聞く」については、
  ・伝える内容について「深く理解する」
  ・「自分が知らない」ことに気付く
  ・「何を取り、何を捨てるか」はっきりさせる
  ・「自分のことばかり話さない」
  ・「相手の『へえー』を増やす」
  ・「”つかみ力”」を高める・・・

 「書く」については、
  ・「フォーマットを身につける」
  ・「『五感』を大事にする」
  ・「『もう一人の自分』を育てる」
  ・「寝かせてから見直す」
  ・「人に話しながら、書く内容を整理する」
  ・「カタカナ用語は社外の人には使わない」
  ・「アウトプットするには、インプットが必要」・・・

 筆者のこれまでの経験談や、話題のテレビ番組等を例に用いながら、物事を相手に伝えるためのスキルや心構えをわかりやすく解説しています。

 「伝える力」を高める第一歩は、自分のコミュニケーションスタイルを客観的に捉える「もう一人の自分」を持つことであると教えてくれる一冊です。


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by e-team7 | 2009-02-27 18:00 | 書籍
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-Q-今年に入って、得意先の倒産など、外部環境が急に厳しくなってきました。このような中で、人事制度を上手に運用するポイントは何ですか?

-A-これまでとは違った「軸」を取り入れて、評価の項目や運用を工夫してみてはいかがでしょうか。

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■「人事評価シート」「目標管理シート」を見直す

 人事評価に使うシートの項目や様式の見直しは、運用開始から半年~3年程度で行う企業が多いようです。

 しかし、経営環境が急激に変化した場合には、評価期間の途中でも見直しを行い、社員のモチベーションの低下を防ぐことが求められます。

 見直しのポイントは、つぎのとおりです。

  (1)「長期的視点」と「短期的視点」を使い分ける
   ・「現在は厳しいが3年後には利益○○万円を目指そう」という全社目標
    を掲げ、これをもとに現在行動できることを評価項目とする(長期的視点)
   ・「今期が一番の踏ん張り時だ」という場合には、今すぐ利益に直結しそう
    な行動を評価項目とする(短期的視点)

  (2)「コストを減らす」と「コストをかける」を使い分ける
   ・経営環境が最も厳しい時には「原価○○万円削減」などの項目を設定
    する
   ・経営環境が改善の兆しを見せ始めた時には、コスト削減目標と並行して
    「能力向上」「自己啓発」など、社員に対してコストをかける項目を
    設定する
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■「個人別評価」から「チーム評価」に変える

 経営環境が急激に変化した場合、社員のモチベーションを個人レベルで保つことはとても難しいものです。

 そこで、部署や係などで共通の目標を設定し、それに関わる情報を共有することを通じて組織の活性化を図ることが求められます。

 具体的には、チーム全員が参加して「チーム目標」を設定し、それをもとに各メンバーが自分の「役割」を「評価項目」とします。
 評価の時には、業績評価として「チーム目標」の達成度を、行動評価として各自の「役割」に応じた働きや姿勢を取り入れます。


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by e-team7 | 2009-02-20 18:00 | Q&A
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-◇-    「じんつく -みんなで作る人事制度図鑑- 」
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■ 気になる他社の「人事制度」を一発検索

 人事制度を運用していると、「他社はどうしてるの?」という気持ちになることが多いですよね。

 このサイトの情報は、あらかじめ登録した会員が、「(自分の)知っている会社の制度をみんなに共有しよう」という目的のもとで自由に書き込んだ内容でできています。

 人事制度にちょっと「スパイス」を加えたい、という担当者の方にとって、手軽に情報収集できるサイトとなっています。
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■ どんな「制度」が掲載されている?
 
 人事制度としてはお馴染みの「目標管理制度」や「職種転換制度」はもちろんのこと、中にはこのようなユニークな制度も紹介されています。

◇スマイル給
  全社員の中からランダムに1人を(長所のみ)評価し、それを「スマイル給」と称して、給与明細に記載する。
 
◇イカした仕事大賞
  年1回、自分の担当業務で最もイカした仕事を自分でプレゼンテーションするコンテスト


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by e-team7 | 2009-02-13 18:00 | 話題
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-◇-「オープン型人事システム」【おーぷんがた-じんじしすてむ】

  従業員との良好な関係づくりを目指して、企業側が人事に関する情報やデータ等を個々の社員に開示する仕組みのこと。

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■ 従業員の位置づけを変える

 企業がその発展を目指して、自社の戦略を考える時、まず考えるのは「ステークホルダー(利害関係者)」との良好な関係づくりではないでしょうか。

 この「オープン型人事システム」は、顧客、取引先、株主・・・といった利害関係者と「従業員」を並列に捉え、一体的な関係強化を図ろうという姿勢の上に成り立っています。

 具体的には、利害関係者に企業情報を開示するのと同じように、従業員にも人事情報(人事方針、評価結果、異動希望調査、福利厚生・研修メニュー等)を開示しようとする仕組みです。
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■ どこまで・どのように開示するかがポイント

 このような詳細な人事情報の開示は、IT技術の進展に合わせて広まってきました。

 多くの企業では、個々の従業員に社内ホームページを用意し、そこに情報を掲載する形を取っています。
  
 近年、各企業内のIT環境は急速に整ってきましたが、人事情報を「どこまで」開示するかを慎重に検討しなければならないことは、今も昔も変わりません。

 評価制度の運用状況や、従業員の趣向にも配慮しながら、人事情報の開示の「深さ」を常に考えながら進めていくことが大切です。


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by e-team7 | 2009-02-06 18:00 | 用語

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