人事制度の道具箱

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第219号「一生懸命やっているのに評価されない?」

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-◇-河合 克彦 著
  「一生懸命やっているのに評価されないと感じたとき読む本」
                   中央経済社 2011年 1,600円

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■ 本書の概要
 
 人事評価制度に対して、被評価者が「一生懸命やっている」のに「評価されないと感じ」ている理由について、人事評価制度の面および評価者の在り方の面から対策を解説しています。
 被評価者の「評価に対する納得性」が気になる場面で役立つ一冊です。
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■ おすすめポイント

 評価者研修の中では、「部下が”自分はがんばっているつもりだから”と上司評価の結果に納得しない」という戸惑いの声がよく聞かれます。

 この本では、この”がんばっているつもり”にスポットを当て、おもに被評価者の立場から、このようなすれ違いを防ぐための対策が書かれています。

 すれ違いを防ぐ2つのポイントは、「評価制度・評価基準への理解」「評価者・被評価者の在り方」に注意を払うことであると述べられています。

 具体的には、「評価制度・評価基準への理解」では、被評価者が(会社から)「自分に期待される役割(基準書や評価項目)」を理解した上で評価を行うことによって、被評価者の”自己流”による評価を防ぎ、評価者と同じ「企業・組織」という同じ”土俵”で納得性の高い評価が行えるとしています。

 また、「評価者・被評価者の在り方」については、被評価者に対して人事評価は”されるもの”という意識から”評価者と協力して行うもの”という意識への転換を求めています。被評価者が主体的に評価者と”協働”することで、評価者のスキルアップにもつながり、上司の評価そのものに対する被評価者の納得性も高まると強調されています。

 他にも、被評価者が身に付けるべき基本的なスキル(評価のタイプ、評価項目の選択、評価のエラー)が解説されており、研修の材料としても活用できる内容となっています。


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by e-team7 | 2012-01-30 10:12 | Q&A

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