人事制度の道具箱

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第202号「被考課者研修を実施するには?」

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-Q-最近、考課者研修の中で、参加者から「被考課者研修」への要望が多く聞
  かれるようになりました。「被考課者研修」とはどのようなものなのでし
  ょうか。

-A-人事考課制度の目的や趣旨、考え方を説明する部分では、「考課者研修」
  と共通していますが、「評価の付け方」「面接の受け方」等のスキル的な
  部分については、より基本的な内容が求められます。

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■ 被考課者研修とは?

 「被考課者研修」とは、「考課者研修」が”考課する側”の研修であるのに対して、文字どおり”考課される側”の研修です。それぞれの立場は逆ですが、その目的や進め方には多くの共通点があります。

 それは、実際に、考課者と被考課者の双方に「理想とする考課」について聞くと「自分の仕事ぶりをよく見て考課してくれる」「良い点・悪い点を指摘してくれる」「平等に考課してくれる」など、ほぼ同様の意見が出て来ることからも伺い知ることができます。

 その一方で、被考課者として上記の「理想」を実現するためには、「自己評価の付け方」「面接の受け方」など、”考課される側”として身に付けておくべき基本スキルを高めることも重要です。

 このように、被考課者研修を実施する際には、考課者と共通した内容と、被考課者ならではの基本的な内容を上手にバランスさせることが必要となります。
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■ 被考課者研修の内容は?

  「被考課者研修」のプログラムの一例を示すと、つぎのようになります。

  (1)自社の人事考課制度の目的・内容の説明
  (2)人事考課の基本的な考え方
  (3)自己評価の流れと注意点(エラーの解説など)〔演習〕
  (4)面接の流れと心構え(自己評価の説明方法・評価の証など)〔演習〕

 考課者は、人事考課を運用する中で、被考課者との「評価結果のギャップ調整」に最も気を遣っています。この研修を通じて、被考課者が考課の流れや目的を知り、自己評価について適切な説明ができるようになれば、双方のコミュニケーションのギャップも改善されるのではないでしょうか。


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by e-team7 | 2011-07-19 10:44 | Q&A

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